パラミロンがもたらす効果について

パラミロンはユーグレナ属(ミドリムシ)だけが産出する多糖で、ミドリムシの細胞内だけにしか存在しない固有の成分です。
顕微鏡で見ると、粒のような形に見えますが、鎖状のβ-グルカンがねじりあって、繊維状になったものが集まっています。
β-グルカンとは主にキノコ類や酵母類、海藻類に多く含まれている高分子結合の多糖類で健康維持に効果があるとして注目を集めている成分です。世の中にいろいろ成分が存在する中、昨今、ミドリムシが注目されたのはパラミロンを持っているからと言っても過言はありません。

パラミロンの構造と特徴

その形状は三重のらせん構造になっており、また多数の穴が空いている多孔質でもあります。パラミロンは胃や腸で消化されにくいという特徴を持っています。

食物繊維といえばゴボウやキャベツなどの野菜を思い浮かべる人が多いかと思いますが、野菜の食物繊維はハチの巣のような構造なので、スポンジのように水を吸って腸から体の外に排出されます。しかしパラミロンは難溶性の(消化しにくい)食物繊維で水に溶けにくく、腸を通るときに粒子形態が変化しないので、腸に刺激を与えて活性化させているのではないかと考えられ、研究が続けられています。

ミドリムシは光合成によってパラミロンを生成します。

パラミロンはミドリムシの栄養の貯蔵エネルギーなのです。(エネルギーの貯蔵タンクのようなものです。)
パラミロンは複数あるミドリムシの種類すべてに存在します。

通常ミドリムシの体内には20%~30パーセント前後の割合でパラミロンが存在しています。増殖の時期や培養条件、技術によって50%を超える場合もあります。

今や健康食品や様々な食品にも活用されていますが、難溶性の食物繊維であるパラミロンを加工して保湿性の高い化粧品まで誕生しています。

人間のみならず、犬の健康のためにドッグフードにも使用されるなどパラミロンを含むミドリムシは様々なシーンで活用が進んでいます。

また、パラミロンは様々な研究により医薬品への利用も検討されている成分です。

パラミロンはお掃除屋さん

パラミロンの難溶性食物繊維としての特徴は、腸を通るときに粒子の形状が変化しないため、腸に刺激を与えながら通過します。そのため、頑固な悩みにも嬉しい成分として注目されています。
このような特徴を持った食物繊維は他にはありません。

頑固な悩みをスッキリと

パラミロンは難溶性食物繊維のため、水分をため込んでくれるので、腸内で便をスムーズに運ぶ手助けもしてくれます。
また、パラミロンは水溶性の食物繊維とも似た働きをしてくれます。水溶性の食物繊維は善玉菌の増殖の手助けをします。難溶性性と水溶性の両方の食物繊維の代わりをしてくれる成分なのです。

つまり、パラミロンとは難溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方の機能を共に持つ機能性の高い物質なのです。


実際に、ユーグレナの摂取により、便秘改善効果を示唆する研究結果も発表されています。

【参考情報】ユーグレナ研究レポート
https://www.euglab.jp/euglena/report/

水溶性食物繊維の機能は、コレステロールに働きかけることで有名ですが、
このほかにも血糖値への働きかけなどの研究も進んでいます。

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ミドリムシはほうれん草などに含まれる葉緑素のクロロフィルも豊富に含んでいます。

クロロフィルは抗酸化作用やデトックスが期待されている成分です。

こうした性質によって、体のお掃除屋さんともいわれ、健康的な体型を維持したい方などにも嬉しい成分として注目されているのです。

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パラミロンはすごい!

不思議な物質パラミロン。
その特殊な構造や性質から、私たちの体の不要物を吸い取る掃除機のようですね。
食料危機で栄養不足に悩む発展途上国の問題がある一方、先進国では肥満、生活習慣病で悩む方が多くいます。

栄養成分を豊富に摂取できることに加えて、有害物質を排出することができるミドリムシが世界で注目されるのはこのためなのです。

ぜひ「必要な栄養素を摂りながら、不要なものを出す」という体の循環をつくってみてください。

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