TEL:0120-514-333 通話無料 月曜~金曜 9:00~18:00 土曜 9:00~15:00 全国送料無料(メール便のみ)※宅配便は10,000円以上(税抜)で無料
  • 区切り線
  • 区切り線
  • 区切り線
  • 区切り線

頭皮が臭い原因と対策!洗ってもクサい頭のニオイをなくす18の方法

最終更新日 2021年3月10日
監修:健康管理士・サプリメントアドバイザー
槙田 美登里

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「頭皮が臭い」というお悩みは、男女・年齢問わず、多く見られます。

人から「頭クサい!」と指摘されてショックを受けた方もいれば、ご家族の頭皮臭や枕のニオイがつらいという方もいるでしょう。

実は、「汗・皮脂・雑菌」という、ニオイが強烈に臭くなりやすい条件がそろった部位が頭皮です。

その分、頭皮のニオイの不快感は強いですし、頭皮のニオイを軽減させるのも難しいといえます。

そこでこの記事では、頭皮が臭くなるメカニズムを踏まえ、本当に頭皮のニオイを軽減できる18の対策をご紹介します。

▼ 頭皮のニオイ 18の対策

対象 対策方法
頭皮の汚れ 1. スカルプシャンプーを使う
2. 正しい方法でシャンプーする
3. シャンプーブラシを使う
4. 枕カバーを頻繁に洗う
頭皮の汗 1. 定期的に汗をかく習慣を持つ
2. (緊張性の汗の場合)ストレスケアを行う
ミドル脂臭 1. ミドル脂臭専用のシャンプーを使う
2. 酸っぱい食べ物を食べる
3. 脂っこい食事を控える
加齢臭 1. 加齢臭専用のシャンプーを使う
2. 抗酸化物質を含む食べ物を食べる
3. 入浴で毛穴を開く
頭皮環境 1. 頭皮を濡れたままにしない
2. 頭皮を紫外線から守る
3. 整髪料を頭皮につけない
4. 健康な頭皮に必要な栄養素を摂る
5. 頭皮マッサージで血行を良くする
6. 良質な睡眠をとる

※すぐに対策をチェックしたい方はこちらからご覧ください。

頭皮のニオイについて理解が深まると同時に、何をすれば頭皮のニオイが減るのかわかるので、今日から対策をスタートできますよ。

「臭い頭皮を何とかしたい!」という方は、ぜひ続きをご覧ください。

頭皮が臭い3つの原因

頭皮のニオイ対策を徹底的にするためには、まず「頭皮のニオイの原因」を知ることが大切です。

原因をきちんと把握していれば、効果的な対策を自然と取れるようになるからです。

頭皮のニオイの原因は、主に3つあります。詳しく見ていきましょう。

1-1. 頭皮から出る汗

1つめの原因は「頭皮から出る汗」です。

汗による体臭のことを「汗臭」といいますが、頭皮は汗が多い分、汗臭がひどくなりやすい部位なのです。

頭皮の汗が多い理由は、頭皮には汗腺(汗を出す器官)が多く分布しているから。頭皮の汗腺の数は、手のひらや足の裏に次いで多いのです。

手のひらは「手に汗握る」という言葉がある通り、汗をかきやすいイメージがありますよね。足の裏は、汗をたくさんかくからこそ「足のニオイ」が強烈になりやすい部位です。

頭皮は、手のひらのように汗をかき、足のニオイのように悪臭を放つ危険のある、ニオイ要注意の部位といえます。

1-2. 頭皮から出る皮脂

2つめの原因は「頭皮から出る皮脂」です。

頭皮は、皮脂の出口である皮脂腺が非常に多い部位です。頭皮に分布する皮脂腺の数はTゾーンの2倍ともいわれ、全身の中でナンバーワンです。

つまり、全身の中で最も皮脂が多い部位ということ。

実際、「頭がベタベタする」と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。これは、頭皮に分泌された皮脂によるベタつきです。

皮脂から臭う体臭のことを「皮脂臭」といいますが、「頭皮は皮脂臭が最も強くなりやすい部位」といえます。皮脂の分泌量が最も多い部位だからです。

1-3. 高温多湿な環境

3つめの原因は「高温多湿な環境」です。

先ほど、「頭皮は、汗も皮脂も多く分泌される部位」であるとお伝えしました。ここに加わる悪条件が、「髪の毛」が多数生えていることです。

頭皮には髪の毛が密集しているため、高温多湿な環境となっています。高温多湿な環境は、「雑菌」の大好物。

つまり、雑菌による「雑菌臭」も強くなりやすいのが頭皮の特徴なのです。

まとめると、汗臭・皮脂臭・雑菌臭の3つが入り混じって、強烈な悪臭を放ってしまうのが頭皮のニオイというわけです。

頭皮のニオイが出やすい人の5つのケース

元来、ニオイが強くなりやすい特徴を持つ頭皮ですが、なかでも特に頭皮のニオイが強くなりやすいタイプの人がいます。

頭皮から臭いニオイが出やすい、5つのケースをご紹介します。

2-1. ケース① 頭皮に汚れが残っている

1つめは「頭皮に汚れが残っているケース」です。

頭皮に残った汗・皮脂・整髪料などの汚れが、時間の経過とともに強烈な悪臭となって漂います。

頭皮に汚れが残っている人は、さらに3通りに分かれます。

1. 生まれつき皮脂や汗の分泌量が多く、汚れが多く出やすい人
2. 整髪料を多用するため、整髪料の汚れが残りやすい人
3. 汚れの落とし方が上手ではないため、汚れをうまく落とせない人

この3つの要因が、1つではなく複合しているケースも多々あり、頭皮のニオイの原因となっています。

2-2. ケース② 頭皮から出る汗のニオイが強い

2つめは「頭皮から出る汗のニオイが強いケース」です。

汗のニオイの強さは、人それぞれで異なります。体質的に強く臭う汗をかく人もいれば、汗の量が多すぎて汗のニオイが強くなる人もいるのです。

頭皮から出る汗のニオイが強いと、その分、頭皮のニオイが強く感じられます。

このケースでは、臭い汗のニオイを軽減させるアプローチが必要になります。

2-3. ケース③ 頭皮からミドル脂臭が出ている

3つめは「頭皮からミドル脂臭が出ているケース」です。

ミドル脂臭とは、30代・40代の男性に多く見られる古い油のようなニオイです。ミドル脂臭は、後頭部から多く発せられますので、頭皮臭の一因となります。

ミドル脂臭は、汗と雑菌によるニオイなので、種類としては汗臭と雑菌臭のハイブリッドと考えてよいでしょう。もし、30代・40代の男性であれば、ミドル脂臭の可能性も高くなります。

ミドル脂臭について詳しく知りたい方は「ミドル脂臭とは何か?原因・対策と自分で診断できるチェックリスト」もあわせてご覧ください。

2-4. ケース④ 頭皮から加齢臭が出ている

4つめは「頭皮から加齢臭が出ているケース」です。

加齢臭は、皮脂が臭くなる皮脂臭の一種です。40代を境に増えてきて、50代、60代以上になると、多くの人に見られる体臭です。

加齢臭は、油臭く青臭いニオイが特徴的です。加齢臭が出やすい部位のひとつとして「頭」が挙げられ、頭皮臭で悩んでいる人の一部は加齢臭と考えられます。

年齢が40代・50代以上の方で頭皮が臭いという方は、加齢臭が出ている可能性もあるでしょう。

加齢臭について詳しく知りたい方は「加齢臭とは?年を取ると臭くなる体臭の原因から対策まで専門家が詳しく解説」もあわせてご覧ください。

2-5. ケース⑤ 頭皮環境が悪化している

5つめは「頭皮環境が悪化しているケース」です。

頭皮は、とても過酷な環境にさらされています。というのも、頭皮は、体の中で最も太陽に近い位置にあり、紫外線の影響をダイレクトに受けやすいからです。

頭皮には「皮膚常在菌」が存在し、頭皮に良いはたらきをする菌と悪いはたらきをする菌(雑菌)が共存しています。

頭皮環境が悪くなれば、雑菌が増え、頭皮のニオイが強くなります。

紫外線ダメージに加えて、栄養不足・睡眠不足などの悪条件が重なれば、頭皮環境はさらに悪化します。それだけ悪臭を放ちやすくなるのです。

頭皮のニオイの対策① 頭皮の汚れをケアする

ここまでご紹介した頭皮のニオイの原因や、頭皮臭が出やすい人のタイプを踏まえつつ、ここからはいよいよ頭皮の臭い対策を見ていきましょう。

まずは、頭皮のニオイの大きな原因である「頭皮の汚れ」を解決する対策方法を4つ、ご紹介します。

3-1. スカルプシャンプーを使う

1つめの対策は「スカルプシャンプーを使う」ことです。

スカルプ(Scalp)とは、英語で「頭皮」を指す言葉です。「スカルプシャンプー」とは、頭皮ケアに特化したシャンプーのこと。

頭皮の汚れをしっかり落とすために開発されたのがスカルプシャンプーですから、頭皮のニオイを軽減させるためには、スカルプシャンプーの使用が適しています。

スカルプシャンプーを購入して、頭皮ケアを始めましょう。「どれがスカルプシャンプーかわからない」という方は、見分け方として以下を参考にしてみてください。

▼ スカルプシャンプーの見分け方

・商品パッケージに「スカルプシャンプー」「頭皮ケア」「頭皮洗浄」などの表記がある
・商品説明文に「頭皮の汚れを落とす」「毛穴の奥までスッキリ」「頭皮のアブラ汚れに」などの記載がある

3-2. 正しい方法でシャンプーする

2つめの対策は「正しい方法でシャンプーする」ことです。

せっかくスカルプシャンプーを使っていても、シャンプーの仕方が間違っていると、効果が半減してしまいます。

ここで正しいシャンプーの方法をご紹介します。この手順に従って、丁寧にシャンプーをしてみてください。

▼ 正しいシャンプーの方法

1. 頭皮全体をヘアブラシでブラッシングして、頭皮の汚れを浮かせます。

 

2. シャワーヘッドを頭皮に当てるようにして、38℃程度のぬるま湯で頭皮全体をよく予洗いします。

 

3. スカルプシャンプーを手に取り、両手のひらをこすり合わせるようにしてよく泡立ててから、頭皮に付けます。

 

4. 指の腹を使って、頭皮を洗います。後頭部→側頭部(耳の後ろ)→頭頂部(頭のてっぺん)→前頭部(おでこの生え際)の順に、爪を立てないように、手指をジグザグに動かしながら、洗い残しのないようにまんべんなく洗っていきます。

 

5. 頭皮を洗うことができたら、シャンプーが頭皮に残らないよう十分にすすぎます。目安として、洗っていた時間の2倍の時間をかけてすすぎましょう。

 

6. 整髪料を使った日やベタつきを感じる日など、頭皮の汚れが強い場合には、3.〜5.の工程をもう1度繰り返します。

3-3. シャンプーブラシを使う

3つめの対策は「シャンプーブラシを使う」ことです。

前述の正しいシャンプーの方法をマスターしたうえで、さらにその洗浄効果を高めるために役立つのがシャンプーブラシです。

シャンプーブラシを使うと、毛穴の奥の汚れまでブラシでかき出すことができ、手指で洗うのとはまた異なる洗浄感が得られます。

シャンプーブラシは、500円〜3,000円以上までさまざまなタイプが市販されています。いくつか購入して、自分にとって使いやすいシャンプーブラシを探してみましょう。

気に入るシャンプーブラシが見つかれば、2個用意して、両手で使うと効率的です。

3-4. どうしてもシャンプーでは解決しない人のための対策

毎日シャンプーをしているのに、頭のニオイから解放されない方も多くいます。

頭のニオイは、頭皮の常在菌が汗の成分を変化させることによって発生します。

しかし、日中は汗をかいても、なかなか頭皮をお手入れすることができません。

カンゾウ、ケイヒなど、フラボノイドを含む植物エキスは、

皮膚の常在細菌によるニオイ成分の発生を効果的に抑制することがわかっています。

つまり、これらの成分をサプリメントで摂ることで、頭皮のニオイの発生を抑えることができるのです。

洗ってニオイを落とすことも大切ですが、サプリメントの活用で根本的に頭皮のニオイを解決しましょう。

3-5. 枕カバーを頻繁に洗う

5つめの対策は「枕カバーを頻繁に洗う」ことです。

せっかくシャンプーで頭皮の汚れをキレイにしても、枕カバーが汚れていると台なしです。

寝る度に枕カバーの汚れが頭皮に移って、また頭皮が汚れてしまうからです。

できれば、枕カバーは、毎日洗濯したてのものに変えましょう。洗濯したときに乾きやすい、薄手の枕カバーの洗い替えを2〜3枚用意しておくと、ローテーションさせることができます。

「毎日、洗いたての枕カバーに取り替えるのは難しい」という方は、枕カバーの上に清潔なタオルを敷いて、そのタオルを毎日洗うようにしてください。

▼ ポイント

・枕カバーは毎日洗濯したものに替える
・枕カバーを毎日替えるのが難しい場合は清潔なタオルを敷く

頭皮のニオイの対策② 頭皮の汗をケアする

次に、「頭皮の汗」に対する対策を2つ、ご紹介します。

4-1. 定期的に汗をかく習慣を持つ

1つめの対策は「定期的に汗をかく習慣を持つ」ことです。

なぜなら、汗をかく習慣がないと汗腺(汗を分泌する器官)が衰えてしまうからです。汗腺が衰えると、頭皮から臭い汗が出やすくなります。

衰えている汗腺では、汗のろ過が十分に行われないため、臭い成分を含んだ濃い汗が排出されてしまいます。

定期的に汗をかいて、汗腺の機能を正常に保っていれば、十分にろ過されたニオイのない汗をかけるようになるのです。

できれば、毎日1回、全身に汗をかけると理想的です。30分程度の有酸素運動がおすすめですが、運動が難しい日には、半身浴・サウナなどで代用しても良いでしょう。

▼ ポイント

・定期的に汗をかく習慣を持つ(できれば毎日が理想的)

4-2. (緊張性の汗の場合)ストレスケアを行う

2つめの対策は「(緊張性の汗の場合)ストレスケアを行う」ことです。

「緊張して、頭から滝のように汗をかいてしまった」という経験がある方は、緊張性の汗をかきやすくなっています。

緊張したときにかく汗は「アポクリン腺」という汗腺から多く排出されます。

アポクリン腺からかく汗は、スパイシーなニオイ(いわゆるワキガ臭)を持っています。

これは、前述の“汗腺の衰え”とは、また別の話になりますので、別途ストレスに対する対策が必要です。

ストレスを感じたときに、頭皮から汗をかきやすい場合は、ストレスケアを行いましょう。

▼ ストレスケアのポイント

・悩みを一人で抱え込まず周囲の人に相談する
・医療機関やカウンセラーなど専門家の力を積極的に借りる
・十分な休養を取る
・睡眠や食事のリズムを整えて規則正しい生活を心掛ける

頭皮のニオイの対策③ ミドル脂臭をケアする

頭皮臭の中でも、「ミドル脂臭」が出ている場合の対策方法を3つ、ご紹介します。

5-1. ミドル脂臭専用のシャンプーを使う

1つめの対策は「ミドル脂臭専用のシャンプーを使う」ことです。

ミドル脂臭には、フラボノイド含有植物エキスが効果的だという研究結果が出ています。

フラボノイド含有植物エキスが配合されているシャンプーを見分ける簡単な方法は、ミドル脂臭用として販売されているシャンプーを選ぶことです。

「ミドル脂臭対応」を明記されたシャンプーを購入しましょう。

補足として、「3-1. スカルプシャンプーを使う」では、“頭皮の汚れを適切に落とすためにはスカルプシャンプーを使う必要がある”とお伝えしました。

「頭皮の汚れもミドル脂臭も気になるけれど、どちらを優先させればいいの?」

…という方は、ミドル脂臭を優先させ、ミドル脂臭用のシャンプーを使うようにしてください。

ミドル脂臭専用シャンプーは、頭皮の汚れケアにも対応しているので、ミドル脂臭・スカルプ洗浄の両方をケアできます。

5-2. 酸っぱい食べ物を食べる

2つめの対策は「酸っぱい食べ物を食べる」ことです。

ミドル脂臭の原因物質の生成には『乳酸』が関わっており、酸っぱい食べ物は、乳酸を減らすために役立ちます。

酸味の成分である『クエン酸』や『酢酸』には、乳酸を水と炭酸ガスに分解するはたらきがあるからです。

クエン酸や酢酸を含んだ、酸っぱい食べ物を積極的に食べましょう。

▼ 酸っぱい食べ物

酸味成分 多く含む食べ物
クエン酸 酢(もろみ酢)、柑橘類(レモン・みかん・グレープフルーツなど)、梅干し
酢酸 酢(穀物酢、黒酢、りんご酢など)

5-3. 脂っこい食事を控える

3つめの対策は「脂っこい食事を控える」ことです。

ミドル脂臭は、「脂臭」という名前のとおり、脂臭いニオイが特徴的です。

頭皮はもともと皮脂が多く分泌される部位ですが、脂っこい食事を取っていると、ますます皮脂の分泌量は増えます。

皮脂の分泌量が増えると、その分、脂臭いニオイの成分も増えて、ミドル脂臭が強くなってしまいます。

脂質を多く含む脂っこい食事は、できるだけ控えるのがポイントです。具体的には、以下の食べ物は避けるようにしましょう。

▼ 避けたい食べ物

・脂身の多い肉類(サーロイン、豚バラ肉、皮付き鶏肉など)
・動物性脂肪の多い乳製品(バター、生クリーム、チーズなど)
・スナック菓子、カップラーメン
・アイスクリームやケーキなどの洋菓子

なお、ここでは代表的なミドル脂臭の対策をご紹介しましたが、ミドル脂臭対策でできることは他にもあります。

さらに詳しくは、「ミドル脂臭とは何か?原因・対策と自分で診断できるチェックリスト」でご紹介していますので、あわせてご覧ください。

頭皮のニオイの対策④ 加齢臭をケアする

頭皮のニオイに「加齢臭」がある場合の対策を3つ、ご紹介します。

6-1. 加齢臭専用のシャンプーを使う

1つめの対策は「加齢臭専用のシャンプーを使う」ことです。

加齢臭の対策には、ポリフェノールが有効だという研究結果が出ています。

加齢臭専用のシャンプーには、ポリフェノールが配合されているので、加齢臭専用シャンプーを利用することで効率的に加齢臭を取り除くことができます。

ところで、「加齢臭用のシャンプーを使うべきか、ミドル脂臭用のシャンプーを使うべきか迷う」という方がいらっしゃるかもしれません。

実は、加齢臭とミドル脂臭は、程度の差こそあれ、両方発生している場合もあります。

加齢臭用のシャンプーとミドル脂臭用のシャンプーのどちらがニオイに効果的かは、個々人によって異なります。たとえ専門家が直接チェックしたとしても、明確な判断は難しいものです。

そこでおすすめなのは、「実際に使ってみて、結果で判断する」という方法です。

加齢臭用シャンプー、ミドル脂臭用シャンプーの両方を実際に使ってみて、自分の頭皮のニオイが和らぐ方を継続して使いましょう。

▼ ポイント

・加齢臭専用のシャンプーを使う
・ミドル脂臭用のシャンプー、加齢臭用のシャンプーのどちらを使うべきか迷ったら、両方試して効果が高い方を継続する

6-2. 抗酸化物質を含む食べ物を食べる

2つめの対策は「抗酸化物質を含む食べ物を食べる」ことです。

加齢臭の原因物質の生成には「酸化」が大きく関わっています。脂質が酸化していく過程で生まれるノネナールという物質が、加齢臭の原因となるのです。

『抗酸化物質』には、活性酸素の発生を抑制して、酸化を防ぐはたらきがあります。

つまり、抗酸化物質を積極的に取ることで、加齢臭の原因物質の生成を抑えることができるのです。

代表的な抗酸化物質は、ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールです。ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールを含む食べ物を毎日の食事に取り入れていきましょう。

▼ ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールを多く含む食べ物

抗酸化物質 多く含まれる食材
ビタミンC キウイ、アセロラ、イチゴ、オレンジ、みかん、ぽんかん、レモン、パイナップル、ブロッコリー、カリフラワー、ピーマン、さつまいも、じゃがいも、にがうり、 菜の花、モロヘイヤなど
ビタミンE アボカド、アーモンド、落花生、枝豆、かぼちゃ、にんじん、玄米、きゅうり、ほうれん草、オリーブオイル、うなぎ、さんま、いわしなど
ポリフェノール アントシアニン ブルーベリー、カシス
レスベラトロール ぶどう
イソフラボン 大豆
セサミン ゴマ
ヘスペリジン みかん
クルクミン ウコン
カテキン 緑茶
タンニン

6-3. 入浴で毛穴を開く

3つめの対策は「入浴で毛穴を開く」です。

加齢臭の原因物質は、皮脂の中に存在しています。皮脂は、毛穴の中から分泌されているので、毛穴の中からキレイにすることが、加齢臭対策では重要です。

そこで、シャワーだけで済ませずに、湯船に浸かってじんわりと毛穴を開いていきましょう。

「頭皮は湯船に浸かることができないけれど、それでも効果があるの?」と思うかもしれません。しっかり効果はありますので、ご安心ください。

入浴中の蒸気や体が温まることによって、頭皮の毛穴も開いていきます。

ここでは代表的な加齢臭対策を3つご紹介しました。加齢臭を抑えるためにできる対策は、他にも数多くあります。「本気の加齢臭対策で嫌なニオイを抑え込む!すぐ実践できる15の方法」もあわせてご覧ください。

頭皮のニオイの対策⑤ 頭皮環境を整える

最後に、「頭皮環境」を整えるための対策を6つ、ご紹介します。

7-1. 頭皮を濡れたままにしない

1つめの対策は「頭皮を濡れたままにしない」ことです。

シャンプーした後、髪の毛を乾かさないで寝てしまったり、タオルを巻いたまま長時間放置したりしていませんか。

頭皮を濡れたまま放置することは、頭皮にとって悪影響となります。濡れている間に、雑菌が繁殖しやすくなるからです。

シャンプー後は、ドライヤーで手早く頭皮を乾かしましょう。乾かすときには、髪の毛を乾かすのではなく頭皮を乾かす意識が大切です。髪を根元からかきあげるようにして、頭皮にドライヤーの風を当ててください。

日中、汗をかいたり雨に降られたりして頭皮が濡れた場合も、できるだけ早く乾かす必要があります。タオルで頭皮の水分を拭き取り、水分が蒸発するのを助けましょう。

▼ ポイント

・シャンプー後はすぐにドライヤーで頭皮を乾かす
・汗や雨で頭皮が濡れたらタオルで水分を拭き取る

7-2. 頭皮を紫外線から守る

2つめの対策は「頭皮を紫外線から守る」ことです。

体の中で最も多くの紫外線を浴びやすい頭皮。放っておけば、紫外線ダメージでボロボロになってしまいます。

日焼け止めを塗ることが難しい頭皮の紫外線対策は、「帽子」と「日傘」で行います。外出時には、帽子と日傘を使い、頭皮を紫外線から守ってください。

近年では男性用の日傘も市販されています。男性も女性も、日傘をどんどん使いましょう。

紫外線は夏だけでなく一年を通して降り注いでいます。帽子と日傘による紫外線対策も、一年中続けてください。

▼ ポイント

・帽子と日傘を使って頭皮を紫外線から守る
・紫外線対策は夏だけでなく一年中行う

7-3. 整髪料を頭皮につけない

3つめの対策は「整髪料を頭皮につけない」ことです。

整髪料には、油分や化学物質が多く含まれています。

髪の毛は死んだ細胞(生きていない)ので、整髪料によって大きなダメージを受けることは少ないのですが、生きた細胞である頭皮にとっては、整髪料はダメージの元となります。

整髪料が一切頭皮につかないように使うのは難しいので、できれば、整髪料を使うこと自体、控えるのが理想的です。

どうしても整髪料を使いたい場合には、頭皮に付着しないように細心の注意を払ってください。帰宅後は、できるだけ早くシャンプーで落としましょう。

▼ ポイント

・整髪料は頭皮につけないように細心の注意を払う
・整髪料を使った日はできるだけ早くシャンプーして落とす

7-4. 健康な頭皮に必要な栄養素を摂る

4つめの対策は「健康な頭皮に必要な栄養素を摂る」ことです。

健康な頭皮を作るためには、健康な頭皮の構成要素である栄養素が必要不可欠です。

頭皮は主にタンパク質からできています。良質なタンパク質を摂取しましょう。

タンパク質に加えて、摂取したタンパク質を代謝する過程で必要なビタミンB6、亜鉛、ビタミンCなどの栄養素もあわせて摂ってください。

▼ 頭皮の健康のために摂りたい栄養素

栄養素 多く含まれる食材
タンパク質 牛肉、豚肉、鶏肉、卵、大豆
ビタミンB6 かつお、まぐろ、レバー、さんま、バナナ
亜鉛 牡蠣、レバー
ビタミンC キウイ、アセロラ、イチゴ、オレンジ、みかん、ぽんかん、レモン、パイナップル、ブロッコリー、カリフラワー、ピーマン、さつまいも、じゃがいも、にがうり、 菜の花、モロヘイヤなど

7-5. 頭皮マッサージで血行を良くする

5つめの対策は「頭皮マッサージで血行を良くする」です。

口から摂取した栄養素は、血液によって頭皮まで運ばれます。せっかく栄養をたっぷり取っていても、頭皮の血行が悪いと、栄養が頭皮まで届きません。

頭皮マッサージは、手指で揉みほぐすやり方が最も簡単です。さらに本格的に取り組みたい方は、頭皮マッサージ専用のグッズを購入するのも良い方法です。

数百円の手動タイプから、数万円以上の電動タイプまで、さまざまな頭皮マッサージグッズが市販されています。

時には、マッサージ専門店や美容室で頭皮マッサージ(ヘッドスパ)の施術を受けるのもおすすめです。

7-6. 良質な睡眠をとる

6つめの対策は「良質な睡眠をとる」ことです。

私たちの体では、睡眠中に成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは、頭皮のダメージを修復したり新しい頭皮の細胞分裂を促進したりするために、必要です。

成長ホルモンをたくさん分泌させるために、良質な睡眠をとりましょう。

成長ホルモンが分泌されやすい睡眠のコツは、眠り始めの3時間は特に熟睡できるように環境を整えること。成長ホルモンは眠り始めの30分から3時間以内に分泌されるためです。

就寝時間の3時間前までに食事・入浴を済ませ、スマホ・パソコン・テレビなどの明るい光を避けて、眠り始めに熟睡できるよう工夫しましょう。

まとめ

頭皮の臭いの原因としては、次の3つが挙げられます。

▼ 頭皮のニオイの原因

1. 頭皮から出る汗
2. 頭皮から出る皮脂
3. 高温多湿な環境

頭皮の臭いが出やすい人の5つのケースはこちらです。

▼ 頭皮のニオイが出やすい人

ケース① 頭皮に汚れが残っている
ケース② 頭皮から出る汗のニオイが強い
ケース③ 頭皮からミドル脂臭が出ている
ケース④ 頭皮から加齢臭が出ている
ケース⑤ 頭皮環境が悪化している

今日からスタートしたい頭皮の臭い対策は、下の表をご覧ください。

▼ 頭皮のニオイ対策 

対象 対策方法
頭皮の汚れ 1. スカルプシャンプーを使う
2. 正しい方法でシャンプーする
3. シャンプーブラシを使う
4. 枕カバーを頻繁に洗う
頭皮の汗 1. 定期的に汗をかく習慣を持つ
2. (緊張性の汗の場合)ストレスケアを行う
ミドル脂臭 1. ミドル脂臭専用のシャンプーを使う
2. 酸っぱい食べ物を食べる
3. 脂っこい食事を控える
加齢臭 1. 加齢臭専用のシャンプーを使う
2. 抗酸化物質を含む食べ物を食べる
3. 入浴で毛穴を開く
頭皮環境 1. 頭皮を濡れたままにしない
2. 頭皮を紫外線から守る
3. 整髪料を頭皮につけない
4. 健康な頭皮に必要な栄養素を摂る
5. 頭皮マッサージで血行を良くする
6. 良質な睡眠をとる

「頭皮のニオイは、なかなか消えない」という印象を持っている方も、ぜひご紹介した対策をひとつずつ実践してみてください。

実践する度に、徐々にニオイが軽減されていくことを実感できるはずです。さっそく今日から始めてみましょう。

監修

サプリメントアドバイザー・健康管理士 槙田 美登里