筆者:野口
シックスセンスラボ カスタマーサポートチーム
日本ニュートリション協会認定サプリメントアドバイザー
 
 
 
サプリメントは、不足しがちな栄養成分を簡単に補給することができ、手軽に摂取できるとあって、今ではコンビニ等でも簡単に購入できるようになりました。
 
ところが、同じような成分が色々なメーカーから販売されており、どれを購入すればいいか迷ってしまう…ということも。
 
そこで、今回は「サプリメントの正しい選び方」をご紹介いたします。
 
良いサプリメントを選ぶためのチェックポイント
□ 成分が明確に表示されているか
 
□ 原材料は何か
 
□ 余分な添加物が入っていないか
 
□ どのような加工方法で作られているか
 
□ 体内で有効に働く工夫がされているか
 
□ 製品の品質管理は徹底しているか
 
 
 
 
 

 

まずは原材料を確認しましょう。
 
同じように見えるサプリメントでも、中には原材料の7~8割が賦形剤(ふけいざい)や保存料、着色料などの添加物で作られていて、有効成分が少ししか入っていない粗悪なものもあります。
 
特に、水なしで噛んで飲めるチュワブルタイプは、食べやすいよう甘味料や香料などの添加物が多く含まれている場合もあります。
 
原材料は多く含まれている順に記載されています。
 
有効成分がしっかり入っているサプリメントを選びましょう。
 
 
 
 

サプリメントは、野菜やお肉などの食べ物と同じく口に入れるもの。
 
スーパーで食品を選ぶときに産地や状態を気にするように、サプリメントを購入する時も、清潔な施設で適正に作られ、きちんと品質管理された製品を選ぶことが大切です。
 
良いサプリメントを見分ける判断材料の1つにしていただきたいのが「GMP (適正製造規範)」です。
 
GMPとは、原料の入庫から製造、出荷にいたる全ての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるように定められた規定です。
 
製造工程管理基準を満たした工場にはGMP認定マークが付与されます。
 
 
 
 

健康維持のためにサプリメントを飲むのであれば、1つの栄養素に特化したサプリメントよりも、さまざまな栄養素が入っているサプリメントがおすすめです。
 
例えば、ビタミンCは鉄の吸収を助け、ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。
 
ビタミンB群は一緒に摂ることでお互いの働きを助け合います。
 
また、アミノ酸のうち、体内で必要量を合成することができない9種類を必須アミノ酸といいますが、必須アミノ酸をバランスよく摂取することで、体内でたんぱく質が有効利用されます。
 
万人に効果があるサプリはありません。
 
人はそれぞれ体格や体質が違う上に、毎日の食事内容や生活によっても必要な栄養素や必要量も変わります。
 
そのため自分に適したサプリメントを選ぶことが大切です。
 
また、サプリメントだけで1日に必要な栄養素を全て摂ることはできません。
 
日頃からバランスの良い食事に心がけ、足りない栄養をサプリメントで補いましょう。