ドライクリーニングの「ドライ」って?

ドライ、つまり乾いてる。濡らさないで洗う?それとも大型ドライヤーで汚れをとる?
実は、ドライクリーニングも液体で洗います。
ただ使うのは、水ではなく『有機溶剤』や『石油系溶剤』という液体を使って洗うクリーニングです。

ではなんで「ドライ」なんでしょうか?

諸説ありますが、有力は2つを紹介すると、

■水を使わないことから、水=「ウエット」の反対の意味で「ドライ」説

■ドライクリーニングで使う溶剤は揮発性が高いため、乾くのが早い=「ドライ」説

とりあえず「ドライ」のなぞは解決しましたが、今回はもうひとつの知識をご紹介します。

水洗い禁止、ドライクリーニング対応の衣服を中性洗剤(エマールやアクロン等)を使って、家庭で洗う方(ホームクリーニング)が多くなってきました。衣服自体を大切にしたい、またクリーニング店で他人のものと洗うのを避けたいと、理由はいろいろですが、これを家庭でドライクリーニングしていると思われていませんか?
水洗い禁止なのは、多くの場合、その衣服が縮みやすかったりして単純な水洗いだとダメージを受けるから。そのダメージをできるだけ避けて水洗いするための洗剤で洗うのがホームクリーニングですので、けっして万能ではありません。

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