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疲れに効果的な栄養素とは?

2021.07.13
美Healthyマガジン

朝、起き上がれない・・・それは栄養不足かも?

 

私たちは体を動かすために食べ物から栄養を摂取しますが、

食べ物の糖や脂肪がそのままエネルギーになるわけではありません。

 

糖や脂肪はさまざまな過程を経て、

ATP(アデノシン三リン酸)という物質に変わり、それがエネルギーになるのです。

 

このATPが、体中の細胞にエネルギーを与え続けることができないと、

だるさや疲れなどにつながります。

 

ビタミンB群がカギ!

 

ATPがきちんと作られるためには、多種多様なビタミン・ミネラルが必要ですが、

その代表格はビタミンB群です。

 

しかし、普段の食事では不足しがちな栄養素です。

ビタミンB群は水溶性のため、水に溶けやすく、熱に弱いという特徴があります。調理の過程で栄養素が減少してしまうのです。

 

また、糖質の摂りすぎ、ストレス、お酒の飲みすぎなどは、

ビタミンB群の消費量が大幅に増えるため、さらに不足しがちになります。

 

ビタミンB群は、現代人にとってたくさん必要であるにもかかわらず、補うのは難しい栄養素なのです。

 

ストレスからくる疲れにはビタミンC

 

腎臓の上にある副腎は、

ストレスを感じると抗ストレスホルモンを分泌し、ストレスと戦っています。

 

ストレスに対抗するために、全身の各組織ではエネルギーが必要となりますが、

このとき血糖値や血圧を上げたり、

脳を覚醒させようとするのが抗ストレスホルモンの仕事です。

 

その材料がビタミンCをはじめとする栄養素なのです。

 

 

特にビタミンCは、ホルモンの材料であるだけでなく、

 

日焼けから肌を守る、免疫力を高める、

 

鉄分の吸収を高める、エネルギー作りを助けるなど

 

体のいたるところで働いているため、不足すると副腎まで回ってこないことも・・・。

 

そのため、しっかりたっぷり摂るのが肝要です。

 

休む時間を大切に


疲れやだるさが起こる理由はさまざまですが、

ビタミンB群やビタミンC不足からくることも少なくありません。

 

とにかくなんとかしたい、というなら、

サプリメントから摂るのがスムーズです。

 

そして同じくらい大事なのが、休むこと。

毎日が忙しいと、不規則な生活になり、睡眠不足になりがちです。

十分な休息が取れないために疲れがたまりやすくなります。

 

きちんと体内で栄養が働くためにも、

休む時間を作ることも大切にしてください。

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