「更年期の症状ってどんなもの?みんな同じ症状なのかな?」
「いま抱えてる不調は更年期だから?なぜこんな症状が出るの?」
こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
実は、非常に多くの女性が同じような悩みを抱えています。※当メディア(PURAVIDA)が実施した独自のアンケート調査によると、40代以上の女性のうち約6割(58.0%)が「更年期と思われる症状や不調を経験した(または現在経験している)」と回答しています。
さらに、症状を経験した方のうち「3人に1人が、仕事や生活において30%以上のパフォーマンスダウンを感じている」という深刻な実態も明らかになっています。
更年期における不調の特徴は、現れる症状が非常に多様で、程度にも個人差があることです。
この記事では、更年期に起こりやすい主な12の症状を、「血管運動神経系」「精神神経系」「消化器系」「運動器官系」の4タイプに分けて解説します。
多くの症状は、年齢に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の減少による自律神経の乱れが原因で引き起こされます。また、この年代(一般的には45才〜55才)は仕事や家庭で変化が起きやすく、ストレスが重なることで心身に影響を及ぼすこともあります。
年齢とともに変化するカラダのメカニズムを理解し、上手に付き合っていくことで、毎日をイキイキと過ごすことは十分に可能です。
前半の医師監修パートでご自身の症状のメカニズムを知り、後半のアドバイザー執筆パートで内側からのケア方法を見つけてみてください。
| ※参照: | https://www.sixthsenselab.jp/puravida/articles/research_experience_menopuase/ |
| 読んでいただく前に:取り入れる際のご注意 |
| 本記事の後半で紹介する栄養補助食品(サプリメント等)は、健やかな日々をサポートするための食品です。ごくまれに体質に合わない方もいらっしゃるため、不安がある場合は少量から様子を見てください。また、持病のある方や薬を常用されている方、日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合は、まず婦人科などの医療機関を受診し医師にご相談ください。 |
更年期の不調(ほてりや頭痛など12の症状)は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少に伴う自律神経の乱れが主な原因です。症状を和らげるには、食事・運動・睡眠の生活習慣改善を基本とし、東洋医学に基づく自然由来のサプリメントを活用して心身のバランスを内側から整えるケアが有効です。
目次
【第1章】調査データから紐解く12の症状一覧と、不調が起こる仕組み
まずは、更年期によくある12の症状を一覧表でご紹介します。
前述のアンケートでも、「ホットフラッシュが辛い」「突然汗がダラダラ流れて驚いた」「指に違和感やしびれがある」といった、多種多様な不調を訴えるリアルな体験談が多数寄せられました。
更年期の不調の特徴は、ひとつの症状だけでなく、2つ以上の症状が複合的に現れるケースも多く見られることです。
ご自身のお悩みに該当するものがないか、チェックしてみてください。
1-1.【タイプ別】更年期の12の症状一覧
| 血管運動神経系の3つの症状 | ||
| ① | ホットフラッシュ | 上半身ののぼせ、ほてり、急に顔が熱くなるなど |
| ② | 動悸・息切れ | 胸がドキドキする、息苦しいなど |
| ③ | むくみ・冷え | 寝起きに顔が腫れる、下半身が冷える |
| 精神神経系の4つの症状 | ||
| ④ | 頭痛 | 頭が締めつけられる、片側が脈打つように痛むなど |
| ⑤ | 眠気・睡眠の悩み | 寝付きが悪い、寝ても疲れがとれないなど |
| ⑥ | イライラ感 | 些細なことでカッとなるなど |
| ⑦ | やる気が出ない・不安感 | すべてが億劫になる、心がざわつくなど |
| 消化器系の2つの症状 | ||
| ⑧ | 排便の悩み | スッキリしない、下痢や便秘を繰り返すなど |
| ⑨ | 吐き気 | 急に胃がムカムカする、つわりのような不快感など |
| 運動器官系の3つの症状 | ||
| ⑩ | 肩こり | 首から背中のこわばりなど |
| ⑪ | 疲労感 | 体が重い、だるいなど |
| ⑫ | 痛み・しびれ | からだのあちこちが痛い、手足がピリピリするなど |
1-2. 更年期の症状が起こる仕組み
一般に「更年期」とは、女性の閉経をはさんだ45才〜55才くらいの約10年間を指します(※閉経年齢には個人差があり、40代前半から変化を感じる方もいます)。
更年期の不調は、卵巣の働きが弱まり、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が急激に減少することで起こります。

エストロゲンは、肌の潤いを守ったり、全身の健やかさを支えたりする重要な役割を持っています。更年期に入り、このエストロゲンの分泌量が減少すると、これまでエストロゲンによってコントロールされていた機能がうまく働かなくなります。
すると、脳の「視床下部」という器官が、指令通りにホルモンが出ないことで混乱状態(パニック)に陥ります。視床下部は、体温調整や発汗などをコントロールする「自律神経」の司令塔でもあるため、ここがパニックを起こすことで自律神経のバランスまで一緒に崩れてしまいます。
この「エストロゲンの減少」と「自律神経の乱れ」が連鎖することで、心身のさまざまな部分に不調が現れやすくなるのです。
次章からは、タイプ別の各症状について、原因と簡単にできる一般的な対処法を詳しく解説していきます。
【第2章】更年期の血管運動神経系の3つの症状|原因と一般的な対処法

更年期における「血管運動神経系」の3つの症状(① ホットフラッシュ、② 動悸・息切れ、③ むくみ・冷え)について、その原因と日常でできる一般的な対処法を解説します。
2-1. ① ホットフラッシュ
ホットフラッシュは血管運動神経系の代表的な症状です。具体的には、以下のような状態が起こります。
- 上半身ののぼせ、ほてり
- 汗が止まらない
- 急に顔が熱くなる
昼間だけではなく夜間も同じように起こるため、就寝中に起こった場合、何度も目覚めてしまい睡眠の質を低下させる恐れもあります。
女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって、血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経が乱れ、体温調整がうまくできなくなることによって起こります。
自分で簡単にできる対処法としては、脱ぎ着のしやすい通気性の良い服を着る、濡らしたタオルでほてった部分を冷やす、涼しい部屋で休む、深く深呼吸をするなどが挙げられます。
2-2. ② 動悸・息切れ
激しく体を動かしたわけでもないのに、胸がドキドキしたり、息苦しさを感じたりすることがあります。
これもエストロゲンの減少による自律神経の乱れが原因です。心拍や呼吸などをコントロールしている自律神経のバランスが崩れることで引き起こされます。
対処法としては、ゆっくり大きく鼻から息を吸って吐き出す「腹式呼吸」や、手首の内側にある「神門(しんもん)」というツボを優しく押してリラックスすることが有効です。
2-3. ③ むくみ・冷え
寝起きに顔が腫れぼったい、下半身が冷えるなどの症状が出やすくなります。
血管をコントロールする自律神経の乱れや、加齢による筋力低下で血液の流れが滞ることがむくみや冷えの原因です。
血行を促す軽いストレッチやマッサージ、入浴が有効です。また、食事の量や内容を見直し、運動習慣をつけるといった多角的なアプローチが大切です。
【第3章】更年期の精神神経系の4つの症状|原因と一般的な対処法

更年期における「精神神経系」の4つの症状(④ 頭痛、⑤ 眠気・睡眠の悩み、⑥ イライラ感、⑦ やる気が出ない・不安感)について解説します。
3-1. ④ 頭痛
更年期にみられる頭痛には、頭全体が締めつけられる「緊張型頭痛」と、片側が脈打つように痛む「片頭痛」のふた通りがあります。
自律神経の乱れが主な原因です。緊張型頭痛の場合は適度なストレッチで血行を良くし、首や肩を温めることが有効です。
片頭痛の場合は、部屋を暗くして静かに休む、痛む部分を冷やすといった対処法が推奨されます。
3-2. ⑤ 眠気・睡眠の悩み
寝付けない、夜中に目が覚める、寝ても疲れが取れないといった悩みも特有の症状です。
エストロゲンの減少は自律神経の体温調整機能などに影響を与え、深い睡眠を妨げる原因となります。
就寝1時間前からはスマートフォンの使用を控える、日中に適度な有酸素運動を行う、就寝前にリラックスする時間を作るといった習慣が有効です。
3-3. ⑥ イライラ感
些細なことにイライラしたり、感情のコントロールが難しくなったりすることがあります。
エストロゲンの減少に伴って、精神を安定させる神経伝達物質(セロトニン)の分泌も低下することが大きな原因です。
深く深呼吸をする、気の合う人と話す時間を作る、毎日6~7時間以上の睡眠をとり朝の光を浴びるといった方法で、心身のリズムを整えましょう。
3-4. ⑦ やる気が出ない・不安感
すべてのことが億劫になる、理由もなく心がざわつくといった症状も起こりやすくなります。
自律神経の乱れに加え、環境の変化(親の介護や家族関係の変化など)によるストレスが重なることで起こりやすくなります。
適度な運動をする、自分が没頭できる趣味を見つけるなど、意識的に気分転換を図ることが大切です。
【第4章】更年期の消化器系の2つの症状|原因と一般的な対処法

「消化器系」の2つの症状(⑧ 排便の悩み、⑨ 吐き気)について解説します。
4-1. ⑧ 排便の悩み(スッキリしない・下痢や便秘)
下痢と便秘を繰り返す、排便してもスッキリしないといった症状が現れます。
エストロゲンの減少によって自律神経が乱れ、腸の働きに不調をきたすことが主な原因です。加齢による腹筋力の低下も一因です。
規則正しい食生活を基本とし、食物繊維の多い食品(キノコ類、海藻類など)や乳酸菌を毎日の食事に取り入れましょう。
4-2. ⑨ 吐き気
急に胃がムカムカしてくる、つわりのような不快感がするといった症状です。
自律神経のバランスが乱れ、体を活動モードにする交感神経が優位に働きすぎてしまうことで、胃腸の不調や吐き気が現れやすくなります。
無理をせず安静に休み、日頃から消化の良い食事を心がけ、睡眠習慣を整えることが予防に繋がります。
【第5章】更年期の運動器官系の3つの症状|原因と一般的な対処法

「運動器官系」の3つの症状(⑩ 肩こり、⑪ 疲労感、⑫ 痛み・しびれ)について解説します。
5-1. ⑩ 肩こり
首から背中にかけてこわばりや重さを感じ、頭痛や吐き気を伴うケースもあります。
加齢による筋骨格系の衰えやストレスが重なることで症状が出やすくなります。
蒸しタオルで肩を温める、同じ姿勢を1時間以上続けないよう意識してストレッチを取り入れるといった工夫を行いましょう。
5-2. ⑪ 疲労感
すぐ疲れる、寝ても疲れがとれない、朝起きたときから体が重いといった症状です。
自律神経の乱れによる全身の血行不良、体温の低下、睡眠の質の低下などが複雑に絡み合って起こります。
バランスの良い食事と十分な睡眠をとり、お風呂にゆっくり浸かるなど、生活習慣の立て直しが重要です。
5-3. ⑫ 痛み・しびれ
からだのあちこちが痛い、手足がしびれる、皮膚の表面がピリピリするといった症状です。
エストロゲンには関節の動きをスムーズにする役割があるため、減少することで関節のこわばりや痛みが出やすくなります。血流をコントロールする自律神経の乱れが「しびれ」を引き起こすこともあります。
患部をやさしくマッサージして血行を促し、バランスの良い食事や適度な運動を心がけてください。
【第6章】症状を和らげるために今日から始める3つの生活習慣
更年期の不調は、年齢による体の変化であるため完全に避けることはできませんが、日々の生活習慣を見直すことで症状を穏やかに和らげることが可能です。
今日から意識したい3つの基本ケアをご紹介します。
6-1. バランスの良い食事をとる

食生活を見直し、必要な栄養素を摂ることは、すべての不調ケアの土台となります。朝食は必ず食べ、豆腐や納豆などの「大豆製品」を毎日の食卓に積極的に取り入れることをおすすめします。
6-2. 毎日適度に体を動かす

ウォーキングを中心とした適度な運動は、乱れた自律神経を整え、更年期症状の悪化を予防するのに役立ちます。「駅やスーパーまで歩く」「エレベーターより階段を優先する」といった小さな積み重ねが筋力の維持に繋がります。
6-3. 十分な睡眠をとる

睡眠不足は自律神経のバランスを大きく乱します。質の高い睡眠をとるためには、「眠る3時間ほど前までに食事を済ませる」「入浴で体を温める」の2点を意識してください。
【第7章】東洋医学の知恵を取り入れた、栄養補助食品(サプリメント等)の選び方
第6章でご紹介した「食事・運動・睡眠」の基本ケアに加え、女性ならではのゆらぎに寄り添う栄養補助食品(サプリメント等)を上手に取り入れることも、前向きな対策のひとつです。
年齢とともに訪れる多様な変化をサポートするためにぜひおすすめしたいのが、「東洋医学」の考え方を取り入れた自然由来の成分(和漢植物など)です。
単一の成分を補うだけでなく、複数の成分がバランスよく配合されたものを選ぶことで、カラダ全体の巡りやコンディションを内側から穏やかに整える助けとなります。
7-1. カラダ全体のバランスを見つめる東洋医学の「五行(ごぎょう)」
東洋医学では、カラダのコンディションを「一部の不調」としてではなく、「全体のバランス」として捉えます。
万物を構成する「木・火・土・金・水」の5つの要素が互いに支え合い、絶妙なバランスを保っているとする「五行(ごぎょう)」という考え方です。

年齢とともに訪れる女性特有のゆらぎは、このうちの「木(肝)」の勢いが弱まることと関係が深いとされています。
「木」の元気がなくなると、連鎖して「火(心)」や「土(脾)」など他の部分のバランスも崩れやすくなり、これが「いくつもの悩みが重なる」背景にあると考えられています。
だからこそ、特定の悩みだけを見るのではなく、「木」を優しく労わりながら、カラダ全体の巡りやバランスを内側から整えるアプローチが大切なのです。
7-2. 女性のカラダを優しくサポートする自然由来成分
カラダのバランスを整え、不足しがちな栄養を補うためには、以下のような大地の恵み(自然由来成分)が複合的に組み合わされた栄養補助食品(サプリメント等)を活用するのがおすすめです。

| 女性のカラダを 優しくサポートする 自然由来成分 |
毎日のケアに対する 主なサポート(働き) |
| アグリコン型 イソフラボン ![]() |
|
高麗人参![]() |
|
クコの実![]() |
|
| 沙棘 (サジー) ![]() |
|
食事や運動、睡眠といった日々の生活習慣を見直すことに加え、自分に合った栄養補助食品(サプリメント等)を上手に取り入れて、明日が楽しみになる軽やかな心身を育んでいきましょう。
【第8章】更年期の不調とケアに関するよくあるQ&A

最後に、更年期特有のゆらぎや日々のケアについて、サプリメントアドバイザーの視点からよくある疑問にお答えします。
| Q1. | なぜ更年期になると、いくつもの症状が同時に重なって現れるのですか? |
| A. |
女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって脳の視床下部が混乱し、カラダのさまざまな機能をコントロールする「自律神経」のバランスが全体的に崩れてしまうためです。 どのような生物学的な仕組みで症状が起こるのか、詳しくは医師が解説している【第1章】をご覧ください。 |
| Q2. | 症状を穏やかにするために、毎日の生活で気を付けることはありますか? |
| A. |
「バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」の3つが基本の土台となります。とくに大豆製品を積極的に食事に取り入れることや、入浴でカラダを温めることが大切です。 今日から始められる具体的なケア方法は【第6章】で解説しています。 |
| Q3. | 日々の栄養補給にサプリメント等を取り入れたいのですが、選び方のコツはありますか? |
| A. |
カラダ全体のバランスを整えるという「東洋医学」の視点から、高麗人参やクコの実、麹菌発酵大豆イソフラボンといった自然由来成分が複合的に配合されたものがおすすめです。 それぞれの成分がどのように女性のカラダをサポートしてくれるかは、【第7章の表】を参考にしてください。 |
【まとめ】自分のカラダの変化と向き合い、軽やかな毎日へ
「更年期」と呼ばれる時期は、閉経をはさんだ約10年間にわたり、女性のカラダが新しいステージへと向かう大切な移行期間です。
女性ホルモンの減少によって自律神経が乱れ、心身にさまざまな不調が現れやすくなりますが、その症状の種類や程度には個人差があり、決して一人で我慢するものではありません。
年齢による体の変化は自然なステップです。「年齢のせいだから」と諦めるのではなく、今の自分のカラダの状態を優しく受け止め、できることから生活習慣を見直してみましょう。
バランスの良い食事や適度な運動を基本としながら、東洋医学の知恵を取り入れた頼もしい栄養補助食品(サプリメント等)も上手に活用し、年齢を感じさせない、イキイキとクリアな毎日を楽しんでいきましょう。







