第9回 東京下町名物「もんじゃ」を作ろう

その名のユニークさが理由か、そこそこ知名度はあるのに、全国区にならない東京の下町グルメ「もんじゃ」。わたしも、うん十年前、東京の月島ではじめて食べた時、その形状に驚いたものです。おうちで作ってみませんか?

桜エビと切りイカのもんじゃ

見た目はけっして美味しそうではないのが「もんじゃ」

材料と必要な道具/鉄板(フライパンでもOK)、もんじゃヘラ(写真参照/これがもんじゃをおいしくします)、桜エビと切りイカ(写真参照/写真はトップバリューブランドです)、きざみ紅しょうが、キャベツ、和風だし、ウスターソース、醤油、お好み焼き粉(小麦粉で可)、天かす

※もんじゃヘラはぜひ揃えてみてください。もんじゃをおいしくしますし、食卓を楽しくします。100均でも売っているようです(ダイソーだと2本セット)。金属製のヘラはコーティングされた鉄板等には使わないようにしましょう。

作り方/■キャベツは小さくカット。紅しょうがはみじん切りに。えっこれで大丈夫?と思うほど緩いネタ(粉:水が1:10が原則)を作り、ウスターソース、醤油、和風だしを加え、さらにキャベツと紅しょうが、桜エビ、切りイカを入れて混ぜる。熱した鉄板(200度くらい)にキャベツなどの「固形物」をつかってドーナツ状の土手を作り、その中に残った液体ネタをいれる(一番上の写真参照)。液体ネタが、ゆったり固形化してきたら、天かすを加えて「固形物」と一緒にして、さらに焼いてできあがり。

食べ方/できたら(ちょっとお行儀悪いですが)ホットプレートの上から直接、口に入れて食べましょう。その際、もんじゃへらをつかって、鉄板上でネタを薄く引き伸ばし、少し焦がして(かりっとさせて)食べるとおいしいです。

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