第6回 沖縄 OKINAWA 居酒屋編「ラフテー、クーブイリチー、おきなわてんぷら」を再現してみました。

ラフテー

いわゆる豚の角煮と違うのは、煮る時にかつおだしと泡盛を使うこと。この2つは「ラフテー」に必須です。豚肉は沖縄では皮付きの三枚肉を使うようですが、なかなか見つけられない時は豚バラのブロックを使いましょう。

材料と調味料/豚バラブロック、かつおだし、泡盛、砂糖、しょうゆ

作り方/豚バラのブロックをまるごとお湯でゆでる(40分ほど)→ゆで上がりを3センチくらいにカットして、カツオだし汁、泡盛、砂糖、しょうゆで作った煮汁にいれ、やわらかくなるまで煮込む。しょうゆを2回にわけて入れるのがコツ。

クーブイリチー

クーブは昆布のこと、イリチーは炒め物のこと。低カロリーで食物繊維、ビタミン、ミネラルたっぷりの昆布と豚の三枚肉(豚バラ)を使うことで栄養のバランスがとれ、沖縄の長寿食のひとつとも言われています。

材料と調味料/きざみ昆布、豚のバラ肉、にんじん、こんにゃく、かつおだし、しょうゆ、砂糖、お酒

作り方/昆布は水で戻して水気をきっておく。豚バラ、こんにゃく、にんじんを茹でて短冊にきっておく。鍋で豚とこんにゃくを炒め、しょうゆ等で味をつける。そこに昆布とかつおのだし汁を加えて、ゆっくり煮込みます。

おきなわてんぷら

沖縄の天ぷらの卵をたっぷり使った衣は、ぽってり分厚く、味がしっかりついています。街中にはあちこちに専門の天ぷら屋さんがあって、食事のおかず、ビールのおつまみはもちろん、おやつにも食べています。沖縄のソウルフードと言えるかも。ウスターソースをつけるのも沖縄風。

材料と調味料/お好きな具材(白身魚、いか、もずく、ゴーヤ、さつまいもなど)、薄力粉、卵、かつおだしの素、塩

作り方/薄力粉などでドロドロしたネタをつくります。具材にねっとりくっつく感じです。普通の天ぷらより、少し低い油温で時間は長めに揚げます。

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