第一回 博多居酒屋編「豚バラ、山芋鉄板など、博多の居酒屋メニューをおうちで再現してみましょう」

博多の居酒屋さんには、とても個性的なメニューがあります。その代表として選んだのが4品。福岡(博多)にお住まいの方も、そうでない方も今夜はご自宅で博多屋を再現してみませんか?

豚バラ

やきとりというメニューの中に、豚や牛など鶏以外の素材がいっぱいなのが博多。そんな異種焼き鳥の代表格が豚バラです。最近は全国で博多焼き鳥のお店が増えて、もうご存知の方も多いはず。油分を適度に落として、塩と胡椒で、カリッといただくのが博多流です。

■材料と準備 豚バラブロックを仕上がりのイメージより少し大きめにカットし、串に刺す。

■作り方 薄く塩と胡椒をふり、グリルで焼く。弱火でじっくり焼いて油分を落とし、適度が焦げ目がつく程度にカリッと焼く。最後の七味(一味)はお好みで。

山芋鉄板

熱々の鉄板の上で提供されますが、ご家庭ではホットプレートでも、フライパンでもOK。要は山芋たっぷりのお好み焼きに、好きなものををトッピングしてホクホク食べるシンプルフードなんです。

■材料と準備 山芋(長芋)をたっぷりすりおろす。その中に薄力粉少々(一人前大さじ一杯が目安)と卵一個、めんつゆ適量、お好みでごま油を少々入れて混ぜる。

■作り方 油を薄く引いたホットプレートorフライパンで中弱火で焼く。焼き色がついたらターンオーバーして蓋として弱火で蒸し焼きにする。トッピングはネギだったり、お好みソース、鰹節、マヨネーズ、ポン酢など自由度高く楽しめます。

めんたい卵焼き

おなじみ博多の辛子明太子を使った居酒屋定番メニューです。割った卵の中にマヨネーズを加えるのがポイントの一つ。そしてさらにマヨネーズをトッピングして、さらにお醤油をかけていただくのが博多流(筆者流?)。大根おろしが添えてあることも多いです。

■材料と準備 明太子は薄皮をとりほぐしておく(皮のままでもOK)。卵を溶き、お好みでおだしを加える(だし巻き風にする)。小ネギ(博多万能ネギ)を混ぜても可。この時にマヨネーズを加えると仕上がりがふっくらして、味も濃厚になります。

■作り方 卵焼きを作るのと基本的に同じですが、1回目に明太を入れて、巻きます。

鶏皮ポン酢

簡単美味しい。コラーゲンたっぷり。いいことづくめなんですが、地域によっては鶏皮が手に入りにくいかもしれません。そんな時は皮がたくさんついた鶏もも肉を購入して皮をゲット。残りは焼き鳥にするか、他の料理に使うなんて手もあります。そこまでするかぁーって感じですが、そこまでうまいのです。

■材料と準備 できれば新鮮な生の鶏皮。なければ茹でたものでも。トッピング用の小ネギといつものポン酢を用意。手に入ればゆず胡椒も

■作り方 鶏皮を適度な大きさに整え、3分ほど茹でる。お酒を少量入れると臭みがとれ、茹で上がりの上々という人もいる。茹で上がるとキッチンペーパーで水分をとる。ポン酢をかけて即完成。

追加情報・ちょっと野菜が少なすぎると思われる方は、キャベツをちぎって皿に敷いてみましょう。その上に焼き鳥を置くのが博多居酒屋流。ポン酢をかけて食べますが、博多にはこのキャベツのための専用ダレもあるほどです。

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