新型コロナウイルスをはじめ、さまざまな感染症の感染リスクを40%程度ふせぐと言われる「うがい」。とくにここ一年は「習慣」になった方も多いはず。でも、そのうがいの効用はあくまでも「正しいうがい」することが前提です。

一度ついた「習慣」なかなか変えられないもの、だったら、この時期に正しいうがいを習慣にしてしまいましょう!

「?」の部分は、もっとも注意が必要な正しいうがいのプロセスです。

まずは手洗い

濡らす、流すという感覚ではなく「手についた菌やウイルスをしっかり落とす」というイメージでしっかり洗いましょう。爪の周辺、指の間などをしっかり意識して、全集中で洗いましょう!もし、手にウイルスなどが残って、うがいのコップについてしまったら、せっかくのうがいが逆効果になってしまいます。※家庭感染が増えているようです。うがい用のコップは家族各自でマイコップ!

ここが肝心、ガラガラ前のクチュクチュうがい

上のイラストの「?」の部分は、クチュクチュうがい。つまり上を向いてガラガラする前に、口の中にたまっている汚れや食べカス、そして細菌やウイルスを落とすために、口の中にコップ半杯程度の水を含み、クチュクチュと洗浄します。2~3回繰り返すと効果的。なぜここが肝心なのか、おわかりですよね。いきなりガラガラうがいをすると、口内に残っているウイルスをのどに運んでしまうことにもなりかねないのです。

最後にガラガラしてのどを洗います

クチュクチュうがいで口内がきれいになった後に、いよいよ、のどを洗います。ご存知のようにのどは粘膜ですから、細菌やウイルスが付着、増殖しやすく、体内に吸収されやすいのです。喉の奥まで行き渡らせるようなイメージでガラガラしましょう。小さいお子様でガラガラがまだ上手にできない場合、うがい水を飲み込むと、感染リスクが増してしまうので、クチュクチュうがいだけに留めましょう。

手洗い→クチュクチュ→ガラガラをぜひ習慣にされてください。

今月の素敵学プラス 次の記事は→素敵な人生のためのお金学「収入と所得」の違いは?