女性の一生をサポートする弊社のミッションである「明日の笑顔を届ける」ために未来を担う若い世代が、健康こそが輝く人生の揺るぎない土台であるという気づきを得ることを目的に「女子大での啓発セミナー」「20代女性への全国調査」を実施しました。
今回は、そのレポートをお届けします。

目次
【ミッション1】未来の女性の輝きを応援!武庫川女子大学で「ウェルネスラボ」を開催
「10年後、最高の私」をデザインする、大学生世代への健康意識啓発レポート
武庫川女子大学(兵庫県・西宮市)の福井ゼミにて、未来の健康を見つめ直す特別講義「未来の自分をデザインする『ウェルネスラボ』」を開催しました。
講師は弊社代表の石川奈穂子が務めました。
なぜ「今」、大学生に伝えることが重要なのか
大学生である彼女たちが今抱える「生理不順」「PMS」「冷え」といった“なんとなくの不調” は、放置することで、多くの女性が経験する更年期や老年期といった未来のライフステージにおける健康リスクに直結する可能性を秘めています 。
この時期に自分の体と真摯に向き合うことは、10年後、20年後の人生を健やかにデザインするための、まさに最初の土台づくりなのです。
この女性特有の健康課題は、個人の問題に留まりません。
月経随伴症や更年期症状などによる社会全体の経済損失は、年間で3.4兆円にも上ると試算されています 。
本ゼミは、未来の社会を支える若い女性たちが、自らの健康に真剣に向き合うきっかけを与える、社会的な意義のある活動として位置付けています。

大学生たちが掴んだ、未来をデザインする鍵
■ (意識の変化)「何となく」の不調に光をあてる
ゼミを受ける前は自身の健康に比較的、無頓着だった学生のみなさんですが 、「10年後、輝く人生を歩むには健康が土台である」ことに気づき、これまで見過ごしていた「生理不順」「冷え」「昼間の眠気」といった「なんとなくの不調」 に真剣に目を向ける重要性を理解していただけました。
■ ワークを通じた具体的な(気づきと行動)
不調の原因は人それぞれであり、同じ症状でも人によって原因が異なることを、東洋医学の五行の考え方を通じて理解していただきました。これにより、自分の体質に合わせた「私だけの対策」を見つけるための第一歩を踏み出したようです。
学びを単なる知識で終わらせず、個々が「明日から始める私だけのウェルネス宣言」 として具体的な行動目標を定めました。これは、健康を習慣化するための力強いコミットメントとなりました。
【ミッション2】20代の女性、8割がなんらかの不調を感じている
【全国調査】20代の女性330人が回答

今回は若い世代の健康意識を探るために「現在感じている不調」や「将来の健康への不安」などについての意識や実感をお聞きしました。
この記事の元になるインターネットによる全国アンケートは2025年10月20日から10月23日に実施。
20歳以上29歳以下の女性330人からご回答いただきました。
ご協力ありがとうございました。
プーラヴィータでは「女性の一生に寄り添い、役に立つ」ことを目的に、通常は主に30代以上の女性の意識調査を定期的に全国規模で実施しています。
その結果は「現代の女性の、今の意識や行動を知ることができる」ということで数々の大手メディアから注目を集め、数多く紹介されています。
弊社の過去のプレスリリースはこちらでご覧いただけます↓
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8割をこえた「不調」を感じる20代

8割をこえる人(81.2%)が頻度に差はあっても「不調」を感じているとの回答でした。
しょっちゅう感じるとの回答は20代前半の方が多い結果に(20代を前後半に分けた場合)


肌の不調は半分以上、体調やメンタルの不調も多くの人が実感

選択肢として様々な不調を示しましたが、そのほとんどで30%から50%台の回答がありました。
生理の不調、冷えなどは20代前半が多い回答に(20代を前後半に分けた場合)


実感する不調は「年齢のせいかも」は4割、油断できないとの回答も多数

まだ若いから関係ないという回答は2割に達していません。
まだ若いから関係ないという回答はやはり20代前半が多くなりました(20代を前後半に分けた場合)


三大不安は「体型」「肌老化」そして「ホルモンバランス」

体型、肌老化などの加齢に伴う変化の他、ホルモンバランスや女性特有の病気への不安が相当数ありました。
20代後半になると、ほぼすべての項目で不安回答が多くなりました(20代を前後半に分けた場合)


睡眠を大事にする人が4割。サプリ摂取も5人にひとり

特になにもしていないとの回答は2割に過ぎませんでした。
大きな差はありませんが、サプリ摂取は20代後半が多いようです(20代を前後半に分けた場合)


情報収集先、SNS、YouTubeがテレビ、雑誌を大きく上回る

テレビ、雑誌は4人にひとりだけでした。情報収集していないとの回答は7人にひとりでした。
わずか5才程度の違いですが、SNS重視率に違いが(20代を前後半に分けた場合)


「もっと注目を」「興味はある」の合計が6割こえる

近年、注目されている女性特有の不調による社会的影響(経済的な損失)についてある程度の関心があることがわかりました。
自分には関係ないとの回答は前後半で3倍の違いが(20代を前後半に分けた場合)


「不調が続くとき」という回答が3人にひとり

実際に「不調が続くとき」という回答がもっとも多くなりました。気になる数字です。
大きな差はないようですが、SNS投稿へのアクションは微妙に違いが(20代を前後半に分けた場合)


まとめ

未来の世代へ、健康の知恵と愛情を
弊社は、「女性の一生」を応援する企業として、健康は世代を超えて大切な「未来への投資」であると考えています。
人生経験豊かな皆様が、ご自身の健康を大切にし、毎日を輝いて過ごされることが、次の世代への最高のウェルネスメッセージになると確信しております。
●ご自身の健康維持について
まずは皆様ご自身が、無理をせず、ご自身の体の声に耳を傾けてください。皆様が心身ともに満たされ、笑顔でいらっしゃる姿こそが、お嬢様や周りの若い女性たちにとって、最も価値のある健康のロールモデルとなるはずです。
●若い世代との対話について
そして、もしよろしければ、身近な方のお嬢様や、若い女性たちへ「最近、体の不調はないか」「無理をしていないか」と、優しく声をかけてあげてください。
このゼミで学生たちが学んだように、自分の体を見つめる大切さを、ぜひ皆様の経験という「健康の知恵」として、語り合っていただけると幸いです。
皆様からの温かい関心と声かけが、若い世代が未来の健康を考える大きなきっかけとなると信じています。




