「食べないのに太ってしまう」
「このまま太り続けるのは嫌」
「何かいいダイエットはないの?」
食べないのに太る原因として、ホルモンバランスの激変や基礎代謝の減少などがあります。食べないのに太ると感じているのであれば、継続的な対策が重要です。
そこで、今回の記事では食べないのに太る原因について、以下の内容を管理栄養士が詳しく解説します。
| この記事でわかること |
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多くの方が悩んでいる部分についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
食べないのに太る主な原因は、ホルモンバランスの激変、基礎代謝の低下、自律神経の乱れの3つです。改善には、食べる順番を工夫する「ベジファースト・カーボラスト」の実践や、基礎代謝を維持するための筋力トレーニング、生活習慣の改善が効果的であり、無理な食事制限はかえって逆効果となります。
目次
「食べないのに太る」3つの科学的理由

「食べないのに太る」3つの科学的理由として、以下が挙げられます。
- ホルモンバランスの激変
- 基礎代謝の低下
- 自律神経の乱れ
なぜ太ってしまうのか、1つずつ理由を見ていきましょう。
1-1.ホルモンバランスの激変
40代に入ると、更年期によって女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」の分泌が急激に減少してしまうことが一般的です。
エストロゲンには脂質代謝を促進し、内臓脂肪の蓄積を防ぐ働きがありますが、その分泌量が減ることで脂肪を燃焼しにくい体へと変化してしまいます。
さらに、筋肉量の維持にも影響を与えるため、代謝が低下し、以前と同じ食生活でも脂肪が溜まりやすくなるのも問題点です。
このホルモンバランスの変化こそが、40代女性が「食べていないのに太る」と感じる大きな要因といえるでしょう。
1-2.基礎代謝の低下
基礎代謝とは、呼吸や体温維持など生命維持のために安静時でも消費されるエネルギーのことを指します。加齢とともに筋肉量が減少することで基礎代謝量も低下し、特に40代以降はその影響が顕著になるケースがほとんどです。
筋肉はエネルギーを多く消費する組織であるため、筋肉が減ると消費カロリーも減少します。
その結果、若い頃と同じ量の食事を摂っていても、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなり、体重増加につながりかねません。
つまり、基礎代謝の低下こそが「同じ食事でも太る」直接的な原因といえるでしょう。
1-3.自律神経の乱れ
40代は仕事や家庭、更年期による心身の変化など、さまざまなストレスにさらされやすい時期です。
ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、代謝を担う交感神経の働きが鈍り、エネルギー消費量が低下します。
さらに、不眠を引き起こすことで食欲を増進させるホルモンが増え、反対に食欲を抑えるホルモンが減少するという悪循環に陥りかねません。
自律神経の乱れは代謝の低下と過食の両面から体重増加を促す要因となり、「食べていないのに太る」状態を引き起こしてしまいます。
食べないのに太る方向けの体重管理術

食べないのに太る方向けの体重管理術を以下の観点でご紹介します。
- 食事編:『ベジファースト・カーボラスト』を習慣に
- 運動編:『貯筋』を意識した簡単エクササイズ
- 生活習慣編:自律神経を整えるヒント
それぞれ見ていきましょう。
2-1.食事編:『ベジファースト・カーボラスト』を習慣に
ベジファースト・カーボラストとは、食事の最初に野菜を摂り、次に肉や魚などのタンパク質、最後に炭水化物を食べる方法です。
この順番にすることで血糖値の急上昇を抑え、脂肪が蓄積しにくい体をつくる効果が期待できます。また、野菜を先に食べることで満腹感を得やすくなり、自然と食べ過ぎを防げる点もメリットです。
また、体重が増えるから、食事量を減らすという方も多くいらっしゃいますが、それをすると逆効果になってしまいます。
食事量を減らすことで
- エストロゲンの材料(コレステロール)が減少してしまう
- 基礎代謝の低下に拍車をかけてしまう(体が省エネモードになってしまうため)
このようなことが起こってしまうため、むしろ食事量をしっかり確保したほうが痩せるケースもかなりあります。
40代以降の代謝が落ちやすい時期には、日々の食事習慣として取り入れることで、無理なく体重管理がしやすくなるでしょう。
2-2.運動編:『貯筋』を意識した簡単エクササイズ
初心者の方も取り組みやすい簡単エクササイズとして、以下をご紹介します。

| 筋トレ名 | メリット | やり方 |
| スクワット |
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| プランク |
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| ウォールプッシュアップ |
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いずれも自宅で取り組める上に、運動効果の高いトレーニングです。
お休みの日や在宅勤務の隙間時間などに取り組み、体重管理を図りましょう。
2-3.生活習慣編:自律神経を整えるヒント
代謝の低下や過食の背景には、自律神経の乱れが大きく関係しています。
ストレスや不眠、不規則な生活リズムが続くと交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、エネルギー消費が滞るだけでなく、食欲をコントロールしづらくなることが一般的です。
食欲を整えるには、まず十分な睡眠を確保し、毎日同じ時間に起きる・寝るといった生活リズムを意識することが求められます。
さらに、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動、ぬるめの湯船に浸かる入浴習慣を取り入れると、心身がリラックスし自律神経が安定するでしょう。
加えて、腸内環境を整える発酵食品や、GABAを含む食材を摂ることで、内側からもバランスをサポートできます。
食べないのに太ることに関するQ&A5選

食べないのに太ることに関するQ&Aとして、以下をピックアップしました。
- 結局、40代は何を意識して食べればいいの?
- 食べないのに太る場合は食べる順番を工夫すると良いって本当?
- 無理な食事制限が逆効果ってどうして?
- 食べないのに太る場合はどんな運動をすればいい?
- 食べないのに太る場合はサプリメントを使ったほうがいいの?
多くの方が悩みやすいポイントなので、ぜひ参考にしてみてください。
3-1. 結局、40代は何を意識して食べればいいの?
40代になると、代謝の低下やホルモンバランスの変化により、「食べないのに太る」と感じる人が増えます。この時期に大切なのは、ただ食事量を減らすのではなく、体を内側から整える栄養を意識して摂ることです。
筋肉を維持するためのタンパク質、女性ホルモンの働きをサポートする大豆イソフラボン、腸内環境を整える食物繊維などを積極的に取り入れましょう。
何を減らすかではなく、何をプラスするかが健康的な体づくりのポイントです。
3-2. 食べないのに太る場合は食べる順番を工夫すると良いって本当?
食事の最初に野菜やきのこ、海藻類など食物繊維の多いものを食べる「ベジファースト」、次に肉や魚といったタンパク質、最後にご飯やパンなどの炭水化物を摂る「カーボラスト」を意識しましょう。
この順番にすることで血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の蓄積を抑えられます。
日々の食事でちょっとした工夫を積み重ねるだけで、体の変化を感じられるはずです。
| 参考: | 体にやさしい、ベジファースト・カーボラスト-公益財団法人宮崎県健康づくり協会 |
3-3.無理な食事制限が逆効果ってどうして?
極端に食べる量を減らすと、体はエネルギーを節約しようとするため、筋肉量が減り、基礎代謝が下がります。その結果、以前よりも太りやすく痩せにくい体になってしまうことがほとんどです。
理想は、栄養バランスを意識した3食をしっかり摂ること。
特に朝食を抜くと代謝が上がらず、体のリズムも乱れます。
短期的な我慢より、長期的に続けられる食習慣こそが、リバウンドしない健康的な体づくりへの近道です。
3-4.食べないのに太る場合はどんな運動をすればいい?
「食べないのに太る」と感じるときこそ、体を動かす習慣が重要です。特に意識したいのは、太ももやお尻、背中など大きな筋肉を鍛えること。
これらの筋肉を動かすことで基礎代謝が上がり、エネルギーを消費しやすい体になります。
おすすめは、テレビを見ながらでもできるスロースクワットなどの「ながら筋トレ」です。
さらに、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を組み合わせると、脂肪燃焼効果がより高まります。
無理のない範囲で運動を続けることが、健康的に痩せる第一歩です。
3-5.食べないのに太る場合はサプリメントを使ったほうがいいの?
サプリメントは、足りない栄養を補う心強い味方です。
例えば、食事だけで摂取しにくいビタミンやミネラル、代謝をサポートする栄養素を補うことで、体のバランスを整えられます。
また、糖や脂肪の吸収を緩やかにするタイプのサプリメントも、食べないのに太りやすい人には有効です。
ただし、あくまで食生活を支える補助的な存在であることを忘れずに。
ご自身の生活リズムや体質に合ったものを選び、賢く取り入れることが大切です。
以下の記事も参考にして、サプリメントに関する知識を深めてみてください。
お腹の脂肪を落とすサプリの働きと成分を専門家が解説 >>
食べないのに太るという方は食事の糖や脂肪の吸収を穏やかにするサプリメントがおすすめ!

友人とのランチや自分へのご褒美スイーツは楽しみたいもの。40代の体重管理はストイックになりすぎず、賢く工夫することが継続のコツです。
例えば、Q&Aにもある食事の糖や脂肪の吸収を穏やかにするアプローチ。
これをサポートするのが、糖質制限サプリメントです。
食事に含まれる糖や脂肪の吸収を抑える成分を複合配合しているものを選びましょう。
糖質は、消化酵素によってブドウ糖へと分解されなければ、体内に吸収できません。 糖質の吸収を調整するサプリメントは、食事に含まれた糖質の分解を阻害することで体内への吸収を抑え、糖質が脂肪になってお腹に蓄積するのを防ぎます。
以下の表を参考にしてみてください。
| カテゴリ | 成分 |
| 糖質の分解を阻害して体内への吸収を抑える成分 |
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| 糖の吸収を阻害する成分 |
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| 脂肪を燃焼する成分 |
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食事で摂った糖質の吸収を穏やかにする天然由来成分が複合的に配合されているものを選びましょう。
無理な我慢で自分を責めるのではなく、食事を楽しみながら賢く体型管理を行ってみてください。
まとめ
食べないのに太る原因としては「ホルモンバランスの変化」「基礎代謝の低下」「自律神経の乱れ」などが挙げられます。
体重管理を行うには、野菜→タンパク質→炭水化物の順で食べるベジファースト・カーボラスト、継続した簡単エクササイズなどが必要です。
さらに、睡眠・起床時間を一定に保つ、軽い運動やぬるめの入浴でリラックスするといった対策も求められます。
ただし、無理な食事制限は逆効果で、毎日できることから継続的に実践することが重要です。
また、食べないのに太って困っている場合は、糖質・脂肪吸収を抑えるサプリメントも推奨されます。
それぞれのダイエット対策を継続的に行い、サプリメントも摂取してより痩せやすい体づくりを目指しましょう。




